<<22-03 ラブホテル-3>>

フレアスカートの上から探し当てたパンティラインを辿る指が、下から上へと遡る・・・


サイドリボンが見つからなくて残念ね! 


だって、エッチな下着はみんなあなたの部屋、私のマンションには無いの!


そう思った瞬間、鏡から消えた彼が、スカートの中へ後ろから潜り込んだ。


今日はパンスト。素肌へではないが、彼の頬擦りが心地よい。両ひざの辺りに置かれた手が、太ももを遡ってゆく。


太ももを超えお尻に達し、両方の膨らみを揉み砕きながら、パンストの下のパンティ・ラインを追っている。


遡る指がスカートのベルト位置まで達し、パンストの上端を探してる。


ベルトの下は窮屈そう・・・息を吐き、お腹を凹ませてあげる。すると、巧くパンストの上端に掛かった指が、それを引き下ろし始めた。


ゆっくりゆっくり、前、左横、後、右横、そしてまた前・・順々に少しづつ下げてゆく。


数センチずつ素肌が晒され、合わせるように胸が高まり、秘所が潤い始める。


パンストを膝のあたりまで降ろしたところで手が離れた。太ももの後ろに吐息を感じたとたん、唇が押し付けられた。



「いやっ・・やだぁっ・・」


声を上げ、腰を振って逃る・・・そぶり・・・でもそれは形だけ、本心は嬉しくてたまらない。


逃げるどころか、腰を振ってお尻を突き出し、彼の顔に押し付ける。


快感と言うよりも喜び。フルバックショーツのアンダーラインに沿って唇が動く。


時々強く吸われた痛みが走る。アンダーラインに沿ってキスマークを付けられている。


花弁の奥どころか、花びらにも触られてもいないのに、その奥がぐちゃぐちゃになってると判る。


喜びが快感に変り、立っていられなくなって、そのまま崩れ落ちる。


捲れあがったスカートからはショーツの端が覗き、パンストは膝下に絡まったまま。


抱きしめ落ち着かせてくれた彼の手が、ボタンを外しファスナーを下げ、体中を撫で回しながら、ゆっくりと一枚づつ脱がしてくれる。


パンティに手を置き、悪戯っぽい声で囁く。


「今日は、大きなパンツ、デカパンだね」


もっとよく見せて、と立ち上がった彼の股間は、ズボンの中で窮屈そう・・・


引かれる手を離し、ベルトを緩めてボタンを外しファスナーを下げる・・、そそり立った坊やが光る頭を突き出した。


坊やの頭に口づけし、長い竿を握って立ち上がる・・、鏡に映る二人の姿は滑稽そのもの。


彼の下半身は振り珍(笑)、上半身はトレーナ。私は肩まで覆うシャツに深履きパンティ。


シャツを脱がしてブラを外し、彼の言う「大きなパンツ、デカパン」姿を、物珍しそうに眺めてる。


私をくるりと回し、前も、横も、後ろも、じっくりと眺める彼・・。


これはこれで、なかなか恥ずかしい。そのデカパンの実態は、深履きショーツなんだけど。


こちらも上辺に指を刺し入れて引きずり降ろされた。きっと、これまでに脱がしたショーツの中で、最難関だったはず(笑)。


素っ裸のまま彼に寄り添い、トレーナを脱がせ、こちらも素っ裸にし、そそり立った坊や、彼に繋いだ私だけのリードを引いて、バスルームー向かった。