<<31 新しい発見>>

いつものスタイルで窓際のソファに座り、ぼんやりと夜空を眺めていた。


肩越しに廻された彼の掌がおっぱいに被さり、私の掌は彼のスゥエットに潜り込み、タマタマの袋を抱えていた。


その袋がオモシロイと気付いたのは、最近のコト・・、縮こまっていることもあれば、ダランと伸びていることもある。


じっと見ている(!)と、袋の中で二個のタマが、ゆっくりと動いている・・



彼が呟き始めた。


君の中に入ったらね、前後に動かなくちゃならない、と、思っていたんだよ。


んっっ・・? ナンのハナシ‥?


動くほどに君は声を上げ・・、喜んでくれてると思ってた・・


こっちもね、前後に動かなきゃ爆発しない、と思っていたんだよ・・


あぁ・・、それってエッチのときのことね・・?


でもね、この前のお風呂、君のウァギナに締め付けられて・・、そのまま爆発しちゃった・・


出し入れの方向には動かなかったけど、君は失神しかけるほど良かったみたいだし・・


それで思い出したんだ。


ベッドの上で君の中に入ってるとき、足を巻き付けて、ぼくの動きを止めることがあるよね・・?


あのときは、動いて欲しくないんだね・・!


足の力が緩んだら、また動き始め・・、でも動かずにいたら・・、ウァギナに締め付けられるのだろうか・・?


あはっ・・、顔を寄せ、彼の頬に口づけした・・(試してみたらどお?)



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ここに引っ越しておいでよ、との誘いに乗ったけれど、私のマンションの片付けもあったりで、未だ通い婚状態が続いている。


これまでは、ここのドアの前に立ったときから、私の気分は高まり、ワクワクウキウキしていた。


ドアを閉めロックした後、このマンションの中で独りになることは、殆ど無い。


夕食の用意をする彼を見つめ、彼もまた、ときおり顔を上げて視線を合わせる。


テーブルの下で足を交えての食事はもちろん、互いの一挙手一投足が、その後に続くエッチの前奏曲、言わば前戯だ。


いつだったか、私が体調を崩したとき、ひとつしかないベッドを譲ってくれた。


あのときを除いて、ここで過ごす夜は、そのままエッチな夜、彼の坊やが爆発しなかった夜は無い。


でも、でも、でも・・、ここで「暮らす」としたら、どーなるだろう・・?


疲れ果て落ち込んだ気分でドアを開けることもあるだろう・・


今は物置になっている八畳の部屋を、自由に使って、とのことなので、独りになれる場所はある。


エッチの無い夜・・、坊やが爆発しない夜・・、そんな夜は、独りで過ごすの・・?、やつぱり二人で・・?


彼の仕事部屋にある、私の下着を吊るしたハンガー・・、そのままなの・・?


部屋着のポケット入れた私のTバックを、握り緊めてPCに向かう彼・・、ずっと私フェチでいてくれる・・?


新しい発見は、嬉し楽しコトばかりではなく、不安もある!



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ね、お風呂へ入ろう・・