いつものスタイルで窓際のソファに座り、ぼんやりと夜空を眺めていた。
肩越しに廻された彼の掌がおっぱいに被さり、私の掌は彼のスゥエットに潜り込み、タマタマの袋を抱えていた。
その袋がオモシロイと気付いたのは、最近のコト・・、縮こまっていることもあれば、ダランと伸びていることもある。
じっと見ている(!)と、袋の中で二個のタマが、ゆっくりと動いている・・
彼が呟き始めた。
君の中に入ったらね、前後に動かなくちゃならない、と、思っていたんだよ。
んっっ・・? ナンのハナシ‥?
動くほどに君は声を上げ・・、喜んでくれてると思ってた・・
こっちもね、前後に動かなきゃ爆発しない、と思っていたんだよ・・
あぁ・・、それってエッチのときのことね・・?
でもね、この前のお風呂、君のウァギナに締め付けられて・・、そのまま爆発しちゃった・・
出し入れの方向には動かなかったけど、君は失神しかけるほど良かったみたいだし・・
それで思い出したんだ。
ベッドの上で君の中に入ってるとき、足を巻き付けて、ぼくの動きを止めることがあるよね・・?
あのときは、動いて欲しくないんだね・・!
足の力が緩んだら、また動き始め・・、でも動かずにいたら・・、ウァギナに締め付けられるのだろうか・・?
あはっ・・、顔を寄せ、彼の頬に口づけした・・(試してみたらどお?)
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ここに引っ越しておいでよ、との誘いに乗ったけれど、私のマンションの片付けもあったりで、未だ通い婚状態が続いている。
これまでは、ここのドアの前に立ったときから、私の気分は高まり、ワクワクウキウキしていた。
ドアを閉めロックした後、このマンションの中で独りになることは、殆ど無い。
夕食の用意をする彼を見つめ、彼もまた、ときおり顔を上げて視線を合わせる。
テーブルの下で足を交えての食事はもちろん、互いの一挙手一投足が、その後に続くエッチの前奏曲、言わば前戯だ。
いつだったか、私が体調を崩したとき、ひとつしかないベッドを譲ってくれた。
あのときを除いて、ここで過ごす夜は、そのままエッチな夜、彼の坊やが爆発しなかった夜は無い。
でも、でも、でも・・、ここで「暮らす」としたら、どーなるだろう・・?
疲れ果て落ち込んだ気分でドアを開けることもあるだろう・・
今は物置になっている八畳の部屋を、自由に使って、とのことなので、独りになれる場所はある。
エッチの無い夜・・、坊やが爆発しない夜・・、そんな夜は、独りで過ごすの・・?、やつぱり二人で・・?
彼の仕事部屋にある、私の下着を吊るしたハンガー・・、そのままなの・・?
部屋着のポケット入れた私のTバックを、握り緊めてPCに向かう彼・・、ずっと私フェチでいてくれる・・?
新しい発見は、嬉し楽しコトばかりではなく、不安もある!
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ね、お風呂へ入ろう・・