<<01-02 フェラチオ>>

温めのバスタブで始まったそれは、いつも以上にねっとりとした愛撫。


向かい合う私のかかとを持ち上げ、足の裏を胸に宛てさせ、掌が脹脛を滑る。


膝から踵まで何度か往復した手が止まり、足首から先を丁寧に洗い始めた。


足の裏、五本の指、力を込めて垢すりのように揉み撫でまわし、出しっぱなしのシャワーで泡を洗い落とした後、土踏まずへ唇を寄せた。


足の裏全体を舐め回した後、小指を口に含み、美味しそうに舐める。次は薬指・・・これはもうフェラチオ・・・


いま、立って、と言われたら・・・絶対無理・・・


両足の次は腕、肘から始まった愛撫が掌へと進み、指へのフィラチオ、これは前にもして貰ったことがある。


バスタブの中で私の体を反転させ、後ろから抱きしめて、耳たぶを噛み、首筋を舐める。


肩から上腕を洗い、やがておっぱいに被さった手が、泡塗れになった二つの膨らみを下からすくいあげ、内から外へ、外から内へと揉みこんで手を離す。


ポチャン・・・お湯に沈む音が響く。


その手がときどき乳頭をかすめ、回を重ねるごとに乳首が立ち固くなってゆき、声も出始める。


「あぁぁ、・・」


親指と人差し指で、乳首を摘まみ揉みほぐされて、絶頂が近づき、腰の後ろで大きくなった彼の坊やを握る手に、思わず力が入る。


「痛っ・・そんなに強く握っちゃダメ、折れたら(笑)どーすんの・・」


この幕間で絶頂は遠のいた。


「ごめん・・ねぇ、絞り出してあげる・・立って・・」


いつもならこのあたりで、立たせた私の茂みに顔を埋め、クンニが始まる


だけど今日は逆、立っているのは彼、目の前にそそり立つ坊やにシャワーしながら、片手で陰嚢を掴み、掌で転がす


先っちょに口づけて、頬張ろうとするが、とても無理。


長い竿を握る手を、前後に滑らせ、鬼頭に頬ずりし舐め回す。


やがて終わりの気配が漂い、口の中に爆発した。


彼からの捧げものを飲み干し、小さくなってゆく坊やを追いかける・・やっと口腔に収まるサイズに・・


バスタブに崩れ落ちた彼に優しく抱きしめられ、静かなひと時が過ぎる