<<21-02 聖水>>

バスタブに沈み、体を返して、背中を彼に押し付ける・・、彼の視線を避ける唯一の姿勢・・


彼の掌がおっぱいに被さり、そそりたつ坊やが背中に当たってる・・、


何も言わない彼の、吐息だけが耳にかかり、私は背中に回した手でぼうやを握り緊めていた。



やがて・・


あのときね、君が吹いた潮を口づけして受け止めたときね、あぁっコレは女神の聖水・・! と思ったよ。


あれ以来、君の聖水が欲しくて、アレコレ試すけど・・、吹いてくれない・・、もしかしたらアレは、偶然辿り着いたピークだったのかも・・


だけど・・、オシッコなら毎日必ず・・



中学生のころ、検尿ってあったよね。


紙コップに、じゃぁ~と出して・・


あれみたいにね、君がマグカップにオシッコして・・、これ私のオシッコ、と出されても・・、きっと、飲めないよ・・、いゃぁ~君のオシッコだからね、飲めるかも・・


君の体内から湧き出るトコロ、その場所へ口づけし、直接に受け止めたいんだ・・、あのときみたいに・・


もしかしたら、全部は飲み込めずに溢れ出すかも・・、だけどね。



オシッコ、オシッコ、って言うな! と思いつつ、これまでの立ちクンニを振り返っていた。


この場所で、幾度となく繰り返し、今では定番メニューになった立ちクンニ・・


初めての時、えっここで、と驚き、恥毛を伝わる水滴を眺められて、とても恥ずかしかった。


今ではその恥毛も無く・・、回を重ねるごとに快感が増し・・・んっ、快感・・?


立ちクンニの終わりは、ほぼ決まっている・・


彼に舐めてもらって訪れる快感に、もう立ってるのは無理・・、と「思った」私が、腰を引いてバスタブへ沈む・・


もしかして、あの快感には続きが・・、


あのときのような「もう少し・・、あとちょっと・・」がある・・、のかも・・


その先に、こみあげるナニか、はじけるようなナニか、があるのかも・・


もしも、もしも、もしも・・、あのまま続けてもらっていたら・・、もしかして・・、もしかして・・



意を決して体を返し、唇を重ねて彼のおしゃべりを止めさせた。


黙ったまま彼の目を覗き込み、視線を重ねたまま立ち上がる。


私はあなたの女神、楽しませてあげる、でもね、たっぷり奉仕しなくちゃダメよ!


視線を外した彼の眼が泳ぎ、私の全身を眺めまわす・・


体を流れ落ちる水がひと段落するまで、たっぷりと鑑賞・・、拝観させてあげた。


彼の両足の間に、恥丘を突き出すように立つ・・、太腿を抱き唇を寄せ・・


さっきと同じ姿勢、オシッコがもらえる、と思ってる・・


そうじゃないの・・、彼の頭を掴み、恥丘へ引き付ける・・、舌が滑り込んできた・・


そうよ・・、そうよ・・、巧くデキたら、ご褒美がもらえるかもよ・・


そのとき私は彼の女神になり切っていた。



やがて、いつもの快感が訪れ、足が震えはじめる・・


ここで終わらせちゃダメ・・彼の頭を引き付けて体を支えて・・


この快感の先に・・、未知の世界がある・・、その先に意識を集中させる・・、ナニがあるの・・?


なにやらゾワゾワ・・、あのときと同じ・・、ナニかがこみあげて・・


あとちょっと・・、はやく出ておいで・・、もう少し・・、あなたはナニ・・? ナニが弾けるの・・?


彼の舌が奥へ伸びて・・、ナニかが噴出した・・!


激しい快感、これまで味わったことがない快感が貫き、全身が痙攣する・・


バスタブに崩れ落ち、彼にしがみつく私は、ただのオンナ、達成感と爽快感に満ちていた。