<<18-02 蘇る羞恥心>>

ベッドサイドに立つ彼の手には、あの、赤いロープ! 


ベッドに上がり、足を流して、横座りした。


後ろに回した両手を、パンストで縛り、、タオルを被せて目隠し、、視界が無くなったとたんに、羞恥心が蘇る。


彼の前では無くなっていたはずの羞恥心・・


体の隅々まで知っているはず、隠すところなく全てを見せてあげた・・なのにいま、羞恥心が沸き上がる。なぜ・・?


震える体を、後ろから抱き締められた。キャミの上からおっぱいを揉み砕かれ、布地が乳首を掠る。


横に廻り、唇を重ねて、いつものディープキス。そのまま肩を抱えて、仰臥させられた。


体を離した彼が、下半身へ向かう気配・・、右のひざ下あたりにロープを巻き付けている!


続けて左足・・、両足を抱えて腰を曲げさせ、その下に枕を滑り込ませた。


右足のロープが、背中の下を引かれ、左足のロープと結ばれた。


なんともな痴態! 大きく股間を開き、小さな紐Tで覆われた秘所を、天に向け晒している。


足に食い込むロープの感触、ガウンのベルトとは大違い・・



太腿の内側に指先を這わせ、掌で撫でながら、彼が話し始めた。


その吐息が掛かるほどの距離から、股間を見つめているはず・・



お風呂でね、ここじゃ嫌っ、て聞いたとき、あっ縛って欲しいんだ、と直感したよ。


でもあのとき、ロープはもういい、なんて言ってたのを思い出して・・、君を試すことにした。


先に出て、あのロープを引っ張り出し、ベッドの傍に立ち、手に持って君を待った。


ロープを眼にした君に、ほっ、としたような表情が浮かんだ・・、歩みは変わらなかったけどね、


縛って欲しい、との思いが伝わったかどーか、心配してたんだね。


ベッドに座った君は・・、ぼくだけの女神・・、できることなら、あの姿をピン止めして、いつまでも見ていたい・・



そうよ、あなたは私フェチ、私はあなたの女神・・、おしゃべりで焦らさないで・・、先へ進んで・・



掌が唇に代わり、指先が舌に代わった。


右の太ももを舐めながら足の付け根に近づく舌が、股間を飛び越して左へ移り、遠ざかってゆく・・


何度か繰り返され、もう焦らさないで・・、と思ったとき、ショーツの紐が解かれた。


おふろでツルツルにした恥丘を舐める舌が、少しづづ下がって・・、ああぁっ、思わず声を上げた。


クリトリスへの優しい刺激・・、ときおり、ラブジュースを確かめるようにウァギナへ下がるが、メインターゲットは・・


舌先でリズミカルに突く単調な刺激が、快感を呼び起こす。


あぁっ来て、来て、来てっ・・、震える体で声を上げる・・、動けないままに暴れたら、両手首の縛りが解けた。


彼の頭を抱え、引き上げる・・、来てったらぁ・・、


左右の膝を縛るロープの結びを解き、腰下の枕をのけて、彼がゆっくりと入ってきた・・


動かないで、動いちゃダメ、自由になった足を交差させ、彼を締め付けて動きを止める。


やがて力が抜け、彼が前後に動き始め・・、爆発した。