<<07-01 エロティック>>

最初に、下着姿を見せて、って言われたとき、なにを今更って思った。


お風呂では、当然、素っ裸。


あちこち触れて、じゃれあってるし、、、


立ちクンニだって、暫く見つめてから、、、(あれは、やっぱり恥ずかしい)


だから、今更なぜ、って思ったけれど、あのプレゼントは衝撃だった。


ガーターベルト・・・アメリカ映画で良く出てくるけど、実物に触ったことなど無く、見たことさえ無かった・・・


どーすれば良いのか、戸惑ってたら、彼が着けてくれた。


ストッキングは無く、機能としては、全く無意味。


でも、、、彼が着けてくれたとき、なんだか変な気持ち・・・変っていっても・・


横ひもショーツ、しかもTバック、、、私の手を取って左を押さえさせて右を蝶々に結び、次は左、、、


スリップを纏うと、、、おっぱいが透けて見える、、、不思議なことに、素っ裸より恥ずかしい、、、


少し離れて、私を見つめる彼の坊やは、そそり立っていた・・触れあってもいない、ただ私を見ているだけで・・


これが、エロティック、と言うこと? この下着がそそり立たせたの?




そもそも、横ひもショーツを着けてオシゴトなんて、在り得ない。


スリップにもガーターベルトにもショーツにも、豪華なバラが刺繍されている。


この立体的な刺繍を隠せるアウターは、、無いだろう。


しかも、スリップの背中は大きく切れ込んで、左右をロープワークで繋いでる。


絶対デイリーユースにならない下着、その目的は・・・オトコを奮い立たせる(笑)こと?


あの映画では、こんな下着の女たちが踊り、見つめる男たちはギラギラしてた、、、


虚構じゃなかったんだ! 映画だから誇張されてるだろうけど、全くの作り事ではない、、と判った。


実社会では、ふつーにあること・・だから、普段使いできない下着が、ふつーに売られている・・・


多くのカップル、彼氏を奮い立たせるために、彼女はこれを着けて、、、




でも、でも、でも、、、着けているオンナはどーなの?


あのとき、彼がガーターベルトを巻いてくれたとき、ゾクっとしたなにかか体を突き抜けた。


ショーツを着けてもらったときには、体の芯が熱くなり始めていた。


スリップを纏い、彼に見つめられて、、、恥ずかしかった、、、お風呂で全裸を眺められるより、はるかに恥ずかしい。


僅かな布が、透けて見える布が、体を覆うことで恥ずかしさが倍増する、、初めての経験。


だけどいつしか、恥ずかしいとの思いは去り、快感が訪れて、下着が持つ不思議な「魔力」の虜になった。


触れもせず、触れられもせず、ただ彼の視線が突き刺さるだけなのに、、、彼の坊やはそそり立ち、私の秘所は潤っていた。


いまでは、エロティクな装い、それ自体が私の喜びになった。


私の喜びが、彼の喜びを誘う、なんと幸せなことか!

<<08-01 オタノシミ>>

ねぇ、、ソファに並んで座り、切り出したのは、私。


ねぇ、お願いがあるの、、、


ふつーにはとんでもないお願い、、、ドン引きされたら、どーしよう・・と心配しつつ、思い切って切り出した。


"ちょっと"の日、あなたに抱かれて眠るの、大好き。あなたの掌、暖かくて・・・あなたの優しさに感謝してる・・・


でもね、私、"ちょっと"のとき、妙にムラムラすることがあるの。


そんなとき、あなたの坊やを咥えて、、、あれはね、そうしたい、と思ってのコトよ。


私がそうしたいと思い、そのことで、あなたが喜んでくれる。これほどの幸せは、他にないでしょ。


だけど・・やはり物足りない・・私にも・・して・・



これ、なんだか判る? 


そう、タンポン・・、ねぇ、これを入れて・・、自分で入れるのは・・怖い、、


これを入れて、触って・・、とんでもないお願いと、判ってのコト、恥ずかしくて、彼の顔が見られない・・


俯いて、彼の肩口に頭を着け、震える私。ギュッと抱き締めてくれた。


入れてあげる、でも、些か恥ずかしい恰好をさせるよ、間違えて後ろの穴に入れないよう、ちゃんと確認しなくちゃね!


ちゃんと確認? 二つの穴を見るの? とんでもないお願いが、とんでもない事態を招くかも・・だけど、もう後戻りはできない・・


返事などできず、眼を閉じ固まる私の横で、封を切り、箱を開け・・、どーやら、説明書を読んでいるらしい。



ソファに横たえた私の腰を曲げさせ、両足を抱え込ませて、スカートを捲る。


顕わになったお尻は、サニタリ―ショーツに包まれている。


いつもと同じような愛撫、後ろから丁寧に優しく撫で廻されているうちに、気持ちが高ぶる。


ふつーには在り得ないコトが、いつものエッチに付け加えられた、新しい「アラカルト」みたいに思えてきた。


太ももの裏を撫で、内側を撫で、パンティラインに沿って動く手が、ときどきナプキンを掠める。



腰の窪みに指先を入れ、ショーツを引き下ろす・・


深履きで締め付けるサニタリーショーツ、おそらく、彼が手掛けたショーツの中で、最も手強かったはず。


ナプキンが股間を離れる・・、今日はもう、多くは無く、しかも数時間前に交換したばかり・・


太ももあたりまで引き下ろされ、秘所が露に・・・彼は二つの穴を「確認」してる・・・そう思ったとき、前の穴になにかが当てられ、押し込まれた・・


ショーツをそのままにし、スカートだけ整えて、彼にしがみつく。お願い、軽蔑しないで、嫌いにならないで・・



ね、君、チクチクしてるんじゃないの?


唐突な話題に、ドギマギ・・・体を離して顔を上げる・・・


ツルツルにしてもらったあの日から数日、この"ちょっと"の始めころまで、確かにチクチクしてた。


今はもう、意識するほどの、チクチク感はない。


そのとき、これは彼の優しさだ、と気づいた!


タンポン挿入の一件から、話題を逸らそうとしてくれている・・、ありがとう、その手に乗らせてもらうわ!


そーなの、ツルツルにされたときは良かったけど、翌々日くらいからチクチクして、ねぇ、どーしてくれるの?


微笑む彼の言葉は、期待していたとおりだった。


お風呂へ行こっ、もう一度、ツルツルにしてあげる。


あの先輩が言ったとおり、オタノシミが、ひとつ増えた。

<<09-01 立たせて・・ >>

君がオールヌードで、つまり全裸で、そこに立っていたら、ぼくのチンチンは大きくなるよ。


自然の摂理、肉体的な興奮だね。


では、ガーターベルト巻いただけで、立っていたら・・?


更に横ひもショーツを着けていたら・・


やはり、チンチンはそそり立つだろう。けれど、全裸のときとは違うんだよね、美意識というのかな、精神的な興奮があって、肉体的な興奮。



月明かりが照らす窓際のソファ、彼の膝の上にお姫様だっこされていた。


今宵の衣装は白、刺繍で飾られたセット。ブラは無い。



ねぇ、最初に、下着姿を見せて、って言ったときのこと、覚えてるよね。


恥ずかしそうに縮こまる君の姿、かわいくて、きれいで、あの姿は忘れないよ。


あのとき、本当に恥ずかしかったんだろうね・・、でも、暫くすると、君は変わった。


いまでは、堂々としてて・・女神だね。



不思議だよね


ほら、乳首がスリップを、透けて見えている・・ナマで見るより、こっちが・・そそられる、って言うのかな。


ガーターベルトはまた、特別だね。ストッキングがある訳じゃなく、機能としては、全くの無意味。


でも、これが有るのと無いのでは・・・、巧く言えないけど、全く違うんだよね。


精神的な興奮のレベルというか度合いというか、心に訴えるモノが、違う・・


ストッキングを挟んだことが無いクリップを、玩びながら説く彼の言葉、ぼんやり・・と聞き流していた。



私は、この装いを解くときのことを、想っていた。


見せて、とのリクエストには、ストリップショウで応える。


開いた両膝の間に立ち、ネグリのボタンをゆっくり外す。


脱いだネグリを彼に渡し、両腕でおっぱいを隠すそぶり・・・


全身を舐めるように見つめる彼のぼうやは、そそり立っている。


私の前に膝まずき、スリップとショーツの上から恥丘に頬刷りして、優しく噛みつく。


スリップの中に潜り込み、ショーツ越しの立ちクンニが始まる。



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お風呂での立ちクンニは、泡塗れのじゃれあい、互いに体を擦りつけ、撫でまわすところから始まる。


足を洗ってもらうことが快感に繋がるとは、想っていなかった。


つま先から始まる泡塗れの愛撫が、脹脛を経て太ももを上り、股間に達する。


パンティラインにそって彷徨うその手は、局部を避けるかのように、お尻の膨らみへ辿り着く。


谷間を下る手が股間から突き出し、恥丘を洗う・・焦らされた私は、秘所の全てを、彼の腕に擦りつけて・・


シャワーで泡を落とした私を立たせ、流れ落ちる雫を、吐息が掛かるほどの距離から眺める。


見つめられているその場所、いまは、全てが曝け出されている。


恥毛があってもなくても、幾度となく経験しても、恥ずかしい・・けれど、嬉しい・・。


そっと隠そうとする手を握り、顔を上げて微笑む彼。


唇を寄せ、舌を伸ばして・・


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前戯らしき前戯もなく、局部へ直行(笑)するのは、この場面だけ。


彼はきっと、このショーツを着けたままの愛撫を、前戯と思っている(笑)のだろう。


パンティラインの素肌を舐め、ショーツ越しに恥丘へ噛みつく。


その間、両手はお尻の双丘を揉み砕き、太ももの裏を撫で回す。


やがて、両側の結びが解かれ、十分に潤ったその場所に、舌が伸びて・・