<<17-02 6+9+α>>

ナニが起きたのか、直ぐに判った。


引き裂くような痛みは勿論、起きたコトそのものへのショックが大きく、それを自分で引き起こした、との事実は更なる衝撃だった。


幸いなことに、坊やはあの瞬間に爆発したらしく、小さくなってゆき、んっ、と力んだら、すぽんと抜けた。


そのまま彼の胸に突っ伏して、痛いよぉ~~、と、お尻に手を伸ばす・・、けれど涙は出ない・・、


あの瞬間、強烈な痛みだけでなく、確かに、別のナニかがあった・・、これって、アナルセックス・・?



体を廻して私を降ろし、言い聞かせるように、彼が呟く。


サイズマックスのチンチンが入るとは・・、切れてたら大変・・、ちょっと待ってて、タオルを持って来よう・・


力なく手足を伸ばし、枕に顔を埋めて横たわる私の股間に、暖かいタオルが押し込まれた。


暫くの間を置いて、周囲一帯を丁寧に拭き取り、そのタオルを広げ・・、血は付いていない・・、切れてはいないようだ。


でも、痛かったよね、きっと・・、痛いの痛いの飛んでけぇ~~してあげるね。


そういうなり、谷間に顔を沈め、お尻の穴を舐め始めた。


いつもなら、下半身全体を丁寧に愛した後のゴール・・、今日のいきなりその場所への愛撫は・・、なんと、快感だった。


周囲を舐め回しては、尖らせた舌先で中心を突く、穴から遠ざかってはキスマークを付ける痛み、、


いきなりっ・・! やだっ・・! と思ったのは、唇が触れた瞬間だけだった。


くるっと舌が廻り、中心を突かれ、あっ・・、快感が湧くことに驚いた。


単調な愛撫が繰り返され、キスマーク五個目くらいのとき、その場所での快感を、ハッキリと意識した。


後ろの穴の感度が変わった・・? 先ほどの衝撃があったから・・? 理由はさておき、私は、心地よい快感に満たされ始めていた。


キスマークの数が判らなくなるほど、繰り返し繰り返し愛されて、体の芯が熱くなり、ラブジュースが溢れる・・彼の舌が、ウァギナへ伸びて・・、


横臥する体を回し、大きく股間を広げて彼を挟む・・、来て、来て、そのまま来て・・


彼が、ゆっくりと入ってきた・・、穴を間違えないようにね・・


クリトリスにも触らないで入ってきたのは、おそらく初めて・・、でも、今日のコレは素敵よ・・やがて爆発した。



腕枕状態の彼にしがみつき、余韻が残る股間を、挟んだ太ももに擦りつける・・


ぁぁっ・・、小さく声を上げる私を、強く抱き締めてくれた。


やがて嵐が去り、体中の力が抜ける。


良かったみたい・・、喜んでくれて嬉しいよ・・、君が喜んでくれさえすれば良い・・


もう、痛くない? 大丈夫? そう言われて気づいた・・、もう痛みは無い。


さっきの「痛いの痛いの飛んでけぇ~~」が効いたんだね・・、


そうよ、アレは良かったわ・・言葉にする代わりに、抱きついた・・


だけどねぇ~、大きくなったチンチンが後ろの穴に入るとはねぇ~、しかも、あんな形で・・、


それ以上、言うなっ・・唇を重ねて口を塞いだ。